- 出産してから腰が痛い…!
- 産後太ってズボンが履けなくなった…!
- 足のむくみが続く…!
これって全て骨盤の歪みのせいなの?
この記事では、産後骨盤矯正をはじめるタイミングや、どのような状態の時に行うべきか解説していきます。
気になる料金についても、相場と併せて当院の料金もご紹介しています。
これから出産を控える妊婦さんや産後すぐのママさんは是非参考にしてみてください!
目次
私の骨盤は歪んでいる?簡単チェック!
まず自分の骨盤が歪んでいるか当てはまるものにチェックし、実際に動いて確認してみましょう。
- 出産後、腰、骨盤、恥骨、股関節、膝、足首に痛みが出た
- 出産後、O脚になった
- 出産後特に足がむくむ
- 出産後、痩せない
- 出産後の疲れがとれない
- 妊娠前のジーンズが入らない
- 椅子に座る時、脚を組みたくなる
- 股関節が詰まった間隔がある
- 骨盤がグラグラする
1つでも当てはまれば、骨盤の歪みが原因の可能性があります。
そんな方は下記の動きでチェックしてみましょう。
足踏みチェック
- つま先の前の床に印をつけます。
- その場で目を閉じ足踏みを30回行います。
- 腕を大きく振り、太ももを高く上げながら一定のリズムで行いましょう。
- 目を開け、印の位置を確認し最初の場所から離れていると歪みが疑えます。
両足の角度チェック
- 仰向けになります。
- 全身の力を抜くと足が自然に開きます。
この時に両つま先がどのような角度になっているかチェックしてみましょう。
80~90度の「V」字になれば、骨盤の歪みは問題ありません。
- つま先の角度が左右で異なる
- つま先が同じ方向を向く
このような場合は骨盤の歪みが疑えます。
膝倒しチェック
- 仰向けになります。
- 膝を立てて左右の膝をくっつけます。
- 交互にゆっくり膝左右にを倒し、動きずらい感覚がある場合、骨盤の歪みが疑えます。
産後骨盤矯正は産後1ヶ月からok
出産して1ヶ月〜1ヶ月半は産褥期(さんじょくき)と言って、身体が妊娠前に戻っていく期間で本来安静にしなければならないとされています。
ですが、産後の【1ヶ月検診】で特に母体に異常がなく、日常生活を送っていて本人の自覚が問題なければ産後骨盤矯正を行うタイミングだと言えます。
もし、自分で判断できない場合や、帝王切開の方は、検診の際に医師に相談してみましょう。
帝王切開の方の場合、傷口に痛みが生じる場合などがありますので注意が必要です。
産後6ヶ月頃までが、骨盤や靭帯が柔らかくなり、矯正した時の効果が高い時期です。
整いやすい状態の期間に施術してもらいましょう。
産後の骨盤の状態(必要なアイテム)
出産は骨盤が広がり赤ちゃんが産まれてくる産道を作ります。
普段あまり動かない関節が広がるので、関節を繋ぐ靭帯や周りの筋肉にとても強い力が加わります。
その際に骨盤が開いて歪んでしまうのですが、人間には自家矯正力(折れた骨が自然に元の位置に戻り治る力)があり、何もしなくても妊娠前の骨盤に戻る場合もあります。
しかしそんな場合は稀で、ほとんどの場合骨盤は戻りきりません。
1ヶ月経っても
- 骨盤周りが痛い!
- 骨盤がグラグラする感じがある!
- 歩く時に不安定感がある!
こんな時は整体院や整骨院で産後骨盤矯正を行いましょう。
行えない場合はこんな骨盤矯正アイテムをおすすめします。
私が患者様におすすめしているベルトは
【ダイヤ工業株式会社のダイヤ丸型骨盤バンド】です。
現在、様々なベルトが市場で販売されていますが、このベルトが特に良いです。
このベルトは全てゴムの素材でできており、骨盤を締め付ける圧迫力が強く、滑りにくいのが特徴です。
伸縮性があるので日常生活やスポーツ時にも使用できます。
骨盤に【圧迫力】を加える事で筋肉に力が入りやすくとても動きやすくなり、骨盤を閉じる力を常に加える事で次第に正しい位置に戻すことができます。
他にも
【ストレッチポール】もおすすめです。
骨盤を矯正するというより、全身の筋肉を緩め整える事ができるメリットがあります。
使い方は身体の部位によって様々ですし、動き方も様々ですので、また別の記事でご紹介したいと思います。
矯正するといいことばかり
骨盤の底には【骨盤底筋群】(こつばんていきんぐん)と呼ばれる、内臓器を支える筋肉が働いています。
出産で骨盤が開くと骨盤底筋群や腹腔内のインナーマッスルが緩んでしまい、内臓器が下に落ちてしまって
- ぽっこりお腹
- 便秘
- むくみ
- 足の冷え
などが起こります。
骨盤矯正で歪みを整え、骨盤を閉じることで骨盤底筋群やインナーマッスルに力が入りやすくなり、内臓器が元の位置に戻って上記症状が改善されやすくなります。
他にも
- 内臓器の代謝が上がりすぐ痩せた!
- 良く寝れるようになった!
- 疲れにくくなった!
などの声を多く聞きます。
通院の頻度や価格相場
整体院や整骨院、接骨院で行なっている【産後骨盤矯正】にも様々な手技があります。
もちろん、そのお店のエリアによっても価格帯が大きく変わってきます。
整骨院や接骨院は健康保険を適用している場合があり、比較的安く施術を受けられる場合があります。
→1回3000円〜5000円
整体院は自費診療で保険は使えませんので高く設定している場合が多いです。
→1回5000円〜10000円以上
当院は【接骨院】ですので症状によっては健康保険での施術が可能です。
産後ママさんのための良心的価格で施術しております。
初回…2600円
回数券(5回)…8000円
です。
通院頻度や通院回数もその院によって理論や施術が違いますので、実際に電話で伺ってみても良いと思います。
自宅で簡単セルフケア
- 近くに整体院、整骨院がない
- なかなか継続して通えない
- 時間が取れない
- 金銭的に難しい
そんな場合もあるかと思います。
そこで、誰でも簡単にできる自宅セルフケアをご紹介します。
夜寝る前など、ちょっとした時間でも毎日続ける事が大切です。
赤ちゃんと一緒に骨盤エクササイズその①
~骨盤の歪みを整える効果~
- 仰向けになり、膝を立てます。
- 赤ちゃんをお腹の上に乗せ、膝をゆっくり左右交互に倒します。
- 倒した膝は床につけます。
- 20回を1セットから始めましょう。
赤ちゃんと一緒に骨盤エクササイズその②
~骨盤底筋群を引き締め内臓の位置を戻す効果~
- 仰向けになり膝を立てます。
- 赤ちゃんをお腹の上に乗せ、背中で支えながらお尻を浮かします。
- お尻を上げた際に股関節が伸びた状態でお腹と太もものラインが一直線になるようにします。
- 10回を1セットから始めましょう。
赤ちゃんと一緒に骨盤エクササイズその③
~固く縮まったインナーマッスルをストレッチして姿勢を正す効果~
- 左脚を前に膝を立て、右股関節を後方に伸ばし、膝を付きます。赤ちゃんを左太ももにのせます。
- 姿勢を正し、お尻を前方に押し出すように体重移動させます。
- 背中が丸まらないように気をつけましょう。
- 赤ちゃんを抱き上げるように腕を上に上げると、更にお腹が伸び、腕も刺激されます。
産後の骨盤矯正・筋トレQ&A
産後の腰痛は筋肉をつけた方がいいんですよね?
産後すぐは骨盤の歪みや、筋肉、靭帯の固さが痛みの原因の場合が多いので【鍛える】のではなく、【柔らかくする】とよいですね。
産後用のガードルを履いているのですが、効果はありますか?
あります!様々な商品があると思いますので、効果を実感でき、自分に合ったものなら問題ありません。
骨盤矯正ってずっと通わなければいけないのですか?
受診した先の先生にもよりますが、基本的には自分の身体が妊娠前に戻り、矯正の必要性を感じなくなったらやめて構いません。
ただ、産後は育児がこれから長く続きますので不調が出ないように予防の意味でメンテナンスをするという考え方が良いと思います。
まとめ
身体に不具合を残したままだと、楽しい育児ライフを送れません。
産後、快適に過ごすために今、気になる身体の状態をしっかりケアしてQOLを高めてほしいです。
そのために、整体院、整骨院選びは
- 自分がなりたい状態に治してくれるかどうか
- 料金が自分に適正か
- 通院頻度や通院回数が無理のないものか
しっかりご確認ください。